学生生活
▼目次
1.学費の納入
授業料等の学費は前期と後期の年2回、事前に郵送でお知らせする所定の金額を、ご登録の銀行口座より口座振替で納入していただきます。
各期ごと、振替日に口座振替が出来るよう、銀行口座に所定金額を事前にご入金いただきますようお願い致します。
2.連絡、周知及び学生カードの取扱い
- ①学生に対する大学からの連絡、周知事項は、desknet's NEO(学生専用の学内グループウェア)、電子掲示板、メール等を通して行いますので、各自必ず確認してください。
- ②desknet'sの詳しい使用方法については1年次の情報リテラシー等の授業で行います。
- ③本学では、入学時に提出された学生カードを学生生活の指導及び緊急時の連絡等に使用します。学生カードは本学の個人情報保護規程により管理されます。
3.通学
電車、バス等の公共交通機関、徒歩、自転車で安全に留意し通学してください。
自動車及びバイク通学は禁止です。※和歌山看護学部生に限り、所定の手続きを踏むことでバイク通学の許可を得ることができます。詳細は事務部にて確認してください。
自転車通学の届出
自転車通学の際の手続き、留意事項は以下のとおりです。
-
(1)主旨と目的
自転車通学を希望する学生は、事務部へ申請手続きをする必要があります。申請手続きをすることで、大学から「利用許可シール」が交付されます。
大学周辺の近隣からは学生の交通違反やマナーの悪さなどについて多くの苦情が寄せられ、駅周辺や大学駐輪場での自転車の盗難や放置自転車も増加傾向にあります。こうした自転車をめぐる様々な状況を踏まえて、自転車通学許可制度を導入しています。
信号無視や自転車の二人乗り、夕方以降の無灯火運転は道路交通法に違反します。また、許可されている場合を除き自転車は歩道を走行できません。原則、車道又は自転車道を走行してください。
東京都、千葉県では条例で自転車利用者に自転車損害賠償責任保険等(自転車保険)への加入を義務付けています。自転車通学の登録には自転車保険への加入が必須です。なお、和歌山県も加入が努力義務となっています。
東京医療保健大学の学生としての自覚を持ち、交通ルールを守って安全な走行を心がけてください。なお、許可証を受けていない自転車で登下校中に事故が起きた場合には、学生教育研究災害傷害保険(通称「学研災」)・学研災付帯賠償責任保険の補償の対象外となる場合があります。 -
(2)自転車通学申請のスケジュール
申請期間:窓口時間内で手続きを行ってください。「利用許可シール」の貼付がない自転車は、本学学生の自転車ではないものとみなし、定期的に大学で撤去・廃棄します。 -
(3)申請料について
無料 -
(4)有効期限について
有効期限は設けていませんが、学籍を離れる際は各キャンパス所定の窓口へ返却してください。 -
(5)点検項目について(申請の前に確認)
・自転車保険の加入
・前照灯の点灯
・防犯登録
・鍵の取り付け など -
(6)自転車防犯登録について
防犯登録は多発する自転車の盗難防止及び、放置された盗難自転車を所有者に返還することを目的として「自転車の安全利用の促進及び自転車の駐車対策の総合的推進に関する法律」に基づき義務化されています。未登録自転車や他人から自転車を譲り受けた場合などは登録する必要があります。 -
(7)「自転車を安全に利用するために」リーフレットについて
自転車を安全に利用するために、「啓発リーフレット」を配付しています。新入生及び各キャンパス内に配置しています。このリーフレットは必ずお読みください。 -
(8)もしもの場合の対応
事故や盗難に遭ってしまった時、誰でも慌ててしまいます。しかし、できる限り落ち着いて冷静に対処することが必要です。
(事 故)- ・事故を起こした場合
事故を起こしてしまっても、慌てず、落ち着いて対応してください。被害者に出来る限り、誠意を尽くしてください。 - ①負傷者がいる場合は負傷者の救護を何よりも優先すること。119番に通報するなどして、負傷者を救護することは車両運転者の義務です。救護せず、その場から立ち去ると「ひき逃げ」になります。
- ②警察へ届け出て、「交通事故証明書」を発行してもらう。保険会社に保険金を請求する場合などに必要になります。
- ③被害者(相手)と連絡先を交換する。
- ④保護者・学生支援センター、大学事務部に連絡・相談する。
- ・事故に遭った場合
- ①警察へ届け出て「交通事故証明書」を発行してもらう。
- ②加害者(相手)の名前、連絡先、車のナンバー等を確認し、控えておく。
- ③保護者や学生支援センター、大学事務部に連絡・相談する。
- ④病院で診察を受け、診断書をもらう。
- ⑤警察・保護者等の指示に従う。
和歌山看護学部では、緊急事態が起きた場合の大学への連絡方法として緊急メールを作成しています。事故や盗難に遭ってしまった場合は下記メールアドレスまでご連絡ください。
wns-kinkyu@thcu.ac.jp
- ・被害に遭った場合
通学許可を受けていない車両の盗難については、対応できませんので注意してください。
最寄りの交番か警察署に被害屈を提出してください。その際、「身分証明書」(運転免許証や学生証)と「防犯登録カード」が必要です。
- ・事故を起こした場合
-
(9)自転車の正しい乗り方
自転車の通行方法は、特別の場合のほかは自動車と同じです。自転車に乗るときは、特に次のことに注意しましょう。< >は違反した場合の罰則です。
- ・酒を飲んだときや疲れが激しいときは、乗ってはいけません。<5年以下の懲役又は100万円以下の罰金>
- ・ブレーキが故障している自転車に乗ってはいけません。また、夜間などには前照灯のつかない自転車や尾灯も反射機材もない自転車には乗ってはいけません。<5万円以下の罰金>
- ・自転車の二人乗りは禁止です。<2万円以下の罰金>
- ・雨の日に自転車に乗るときは、雨合羽等を着るようにしましょう。傘差し運転は道路交通法違反で罰金刑となります。また、スマホを見ながらの運転やバッグなどをハンドルにさげたりして乗るのも危険なのでやめましょう。<5万円以下の罰金>
- ・携帯電話やイヤホン・ヘッドホンをしながらの運転は禁止されています。<5万円以下の罰金>
- ・自転車は左側通行、車道が原則。<5万円以下の罰金>
- ・並進の禁止。一列走行を守ってください。<2万円以下の罰金>
-
(10)自転車事故の責任
自転車は道路交通法上、軽車両に含まれます。法律違反をして運転していた自転車が事故を起こすと刑事上の責任が問われます。また、相手にけがを負わせてしまった場合、民事上の賠償責任が発生し、多額の損害賠償を支払わなければなりません。
※損害賠償の例
| 事故の概要 | 賠償金額 |
|---|---|
| 信号無視した男性の自転車が横断歩道を歩行中の55歳女性と衝突。女性死亡。 | 5,438万円 |
| 歩道上で無灯火の男性の自転車が歩行中の62歳男性と正面衝突。男性死亡。 | 3,000万円 |
| 自転車が、信号のない交差点を歩いて横断中の54歳女性と衝突。女性は顔の骨や歯を折る。 | 1,239万円 |
| 走行中に右に曲がろうとして、急に飛び出してしまい、後ろから来ていたバイクと衝突。ライダー大けが。 | 2,128万円 |
| 黄色信号の交差点に進入、横断歩道を渡り始めた歩行者と衝突。歩行者大けが。 | 1,969万円 |
4.貸与物品の管理
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(1)ノートパソコン
本学では修学に資することを目的として、在学期間中全学生に対して、ノートパソコンを貸与します。
- ①学生貸与パソコン利用規程
貸与されたパソコンは利用規程の内容を十分に理解した上で、使用してください。 - ②パソコン管理
貸与期間中は「学生貸与パソコン利用規程」に基づき、適正に管理しなければなりません。パソコン及び充電用コンセント等周辺物品を紛失した場合には、各キャンパス所定の窓口に速やかに申し出てください。本学の学生貸与パソコン利用規程に従って対応します。 - ③PCサポートセンター
パソコンの故障、破損等の相談やわからないことがあれば、各キャンパスにあるPCサポートセンターで受け付けます。
- ①学生貸与パソコン利用規程
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(2)個人ロッカー
入学時から卒業まで個人ロッカーが貸与されます。使用に当たっては、以下の注意事項を守って各自で適正に管理してください。
注意事項
- ①割り当てられたロッカーの施錠は各自責任をもって行い、盗難の防止に努めてください。
- ②ロッカーの上に物を置かないでください。落下の恐れがあり危険な上、美観を損ねます。
- ③ロッカー内、周辺の整理、整頓、清潔に心掛け、必要により各自清掃してください。
- ④施設整備の関係上、学年末にロッカーを移動する事があります。その際は事前にお知らせしますので、ご協力ください。
5.学生指導、サポート
〔医療保健学部〕
-
アドバイザーグループ制度
1年次から学生をグループに分け、そのグループに各学科の教育職員をアドバイザーとして配置して、履修指導を含めた修学上の問題や学生生活上の悩み、卒業後の進路について、サポートしています。
〔東が丘看護学部〕
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コンタクトグループ、学年担任制度
コンタクトグループは、豊かな学生生活を送ることができるよう、各学年の学生と教育職員で組織され、学生相互の交流、情報交換を目的に設けられているものです。
1学年を23グループに分け、各学年約5名、合計約20名の学生と教員1名で編成されます。グループごとに、様々な形で、交流や情報交換のための活動を行うことができます。
学年担任は、2名の教員で担当し、学生生活全般にわたり、相談窓口になります。
将来の進路に関すること、大学生活、友人関係に関すること、学習に関すること、休学、退学に関することなど、一人では解決できない時や悩んだ時には相談してください。
〔立川看護学部〕
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コンタクトグループ、学年担任制度
コンタクトグループは、豊かな学生生活を送ることができるよう、各学年の学生と教育職員で組織され、学生相互の交流、情報交換を目的に設けられているものです。
1学年を30グループに分け、各学年約4名、合計約20名の学生と教員1名で編成されます。グループごとに、様々な形で、交流や情報交換のための活動を行うことができます。
学年担任は、2名の教員で担当し、学生生活全般にわたり、相談窓口になります。
将来の進路に関すること、大学生活、友人関係に関すること、学習に関すること、休学、退学に関することなど、一人では解決できない時や悩んだ時には相談してください。
〔千葉看護学部〕
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アドバイザーグループ制度
1年次から学生をグループに分け、そのグループに教員をアドバイザーとして配置して、履修方法を含めた修学上の問題や学生生活上の悩み、卒業後の進路について相談にのっています。
学習に関すること、将来の進路に関すること、大学生活、友人関係に関することなど、一人では解決できない時や悩んだ時には相談してください。
〔和歌山看護学部〕
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アドバイザーグループ制度
入学時より学生を少人数グループに分け、アドバイザー教員を配置し、キャリア相談等、学生生活全般について個別相談等が受けられるよう、学生との人間関係を築きながら、4年間の学習が一人一人の目的に合わせ進めていけるように支援していきます。
6.進学、就職支援
〔医療保健学部〕
本学では、就職のための調査や情報収集を行い、学生一人ひとりに個別相談等を通して適切な情報を提供しながら、就職に対する自己意識の確立を促し支援していきます。
又、就職活動に向けて基本的なことを理解するための進路・就職総合ガイダンスや、企業研究キャリア講座、病院説明会、各種就職支援講座の実施により実践的な対策を行います。学科の就職担当教員と事務部が協力して、個々の学生に応じたきめ細やかな対応で就職活動を支援します。
〔東が丘看護学部〕
東が丘看護学部はキャリア支援委員会を設置し、学生の主体性に基づいた行動と意思を尊重し、連携する国立病院機構をはじめとした病院への就職や大学院等への進学を支援する体制を整備しています。就職支援としては、就職説明会、卒業生との懇談会、就職支援講座の開催や模擬面接などを実施します。また、就学支援として、施設等による奨学金制度の活用の相談、書類作成などを実施しています。
3年次からはそれぞれの学生が所属する卒業研究領域の担当教員と就職支援担当教員が連携して、個々の学生に応じた支援を行います。
〔立川看護学部〕
立川看護学部は就職支援委員会を設置し、学生の主体性に基づいた行動と意思を尊重し、連携する国立病院機構をはじめとした病院への就職や大学院等への進学を支援する体制を整備しています。就職支援としては、就職説明会、卒業生との懇談会、就職支援講座の開催や模擬面接などを実施します。また、就学支援として、施設等による奨学金・就学金制度の活用の相談、書類作成などを実施しています。3年次からはそれぞれの学生が所属する卒業研究領域の担当教員と就職支援担当教員が連携して、個々の学生に応じた支援を行います。
〔千葉看護学部〕
千葉看護学部では、個々の学生が描く将来像に確実に向かっていけるよう情報提供やキャリア相談を行いながら、学生の主体性を活かした就職支援を実施します。具体的には、就職活動に向けたガイダンスや、病院説明会、各種就職支援講座の実施により実践的な対策を行います。学科の就職支援担当教員と学生支援のスタッフが協力して、個々の学生に応じたきめこまかい対応で就職活動を支援します。
〔和歌山看護学部〕
学生の主体性に基づいた行動と意思を尊重して、医療機関等への就職や大学院等への進学を支援します。進路支援としては、進路支援ガイダンス、各種講座、病院による就職説明会を開催、模擬面接等を行います。
3年次からはそれぞれの学生のアドバイザー教員と進路支援担当が連携して、個々の学生に応じた支援をします。
7.健康管理
より豊かな学生生活を送るためには、心身の健康が大切です。食事や睡眠をはじめとした毎日の生活リズムを整えるなど、自己の健康管理を心がけてください。
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(1)保健室
保健室は、学生の皆さんが健康な学生生活を送れるよう支援しています。具体的には、体調不良時やけがをした時の初期対応や応急処置、心身両面の健康相談等です。
また、継続治療が必要な疾患や障害者手帳等をお持ちの学生は事前にお申し出ください。
必要とされる範囲で社会的バリアを取り除くための対応をいたします。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
〔利用時間〕
9:00~17:00
〔場所・連絡先〕
・五反田キャンパス 本館2階 電話 03-5421-7656(内線227) ・世田谷キャンパス 本館地下1階 電話 03-5799-3712(内線181) ・国立病院機構キャンパス 研究棟1階 電話 03-5779-5032(内線207) ・国立病院機構立川キャンパス 本館2階 電話 042-521-7202(内線119) ・船橋キャンパス 本館2階 電話 047-495-7752(内線119) ・雄湊キャンパス 本館1階 電話 073-435-5820(内線119) ・日赤和歌山医療センターキャンパス 本館1階 電話 073-435-5820(内線8106) -
(2)定期健康診断
学校保健安全法に基づき、毎年4月に定期健康診断を実施していますので必ず受診してください。定期健康診断を受診することができない場合は、保健室に理由を届けるとともに相談してください。健康診断結果通知書は後日お渡しします。 -
(3)健康保険証
病院等、医療機関の受診時には、健康保険証がないと、全額自己負担となります。
健康保険証は常に携帯してください。 -
(4)感染症等について
インフルエンザやノロウイルス及びcovid-19(新型コロナ)、その他の感染症による集団感染を予防するため、高熱、下痢、嘔吐、感冒様症状がある場合は登校せず速やかに医療機関を受診してください。
学校保健安全法に基づき出席停止扱いとなる感染症がありますので、罹患した場合は、各キャンパスの保健室又は事務部に連絡してください。
インフルエンザについては、キャンパス内にてワクチン接種を行いますので、接種をお勧めします。なお、看護学科の学生は原則全員接種となります。 -
〔臨地実習がある学生の感染症予防、ワクチン接種について〕
感染症予防のため、保健室で麻疹、風疹、ムンプス、水痘、B型肝炎の抗体価の把握とワクチン接種を勧めています。原則、抗体価が陰性の場合はワクチン接種を行ってください。キャンパス毎にワクチン接種等の対応について説明をしますが、不明な点は各キャンパスの保健室にご相談ください。
8.学生相談(カウンセリング)
学生が有意義に生活を送ることや学生生活における相談に応じるために、学生相談を行っています。相談内容はどんなことでも構いません。例えば、
- ・自分自身について、性格など
- ・気持ちが落ち込む、不安感や緊張
- ・ちょっとしたことが気になる
- ・勉強に集中できない
- ・将来のこと
- ・家族との関係
- ・異性関係や恋愛のこと
- ・人間関係に自信がもてない
など、さまざまな相談に専門の相談員が応じます。日常的に保健室の看護師も対応しますが、学生相談室でのカウンセリングをお勧めします。
相談に関する内容や個人情報は厳守されます。相談は無料です。学生相談室での相談の予約は原則としてメールで行ってください。相談員から日時・場所等を連絡します。
-
〔医療保健学部、東が丘看護学部、立川看護学部、千葉看護学部〕
学生相談室の開室時間 月曜日、木曜日及びその他平日1日 10:00~17:00
学生相談室メールアドレス
soudan@thcu.ac.jp
電話 03-5799-3712(内線171)
相談員 公認心理師 田澤 晃子
(注)月曜日と木曜日は世田谷キャンパスに常駐しています。その他平日1日は他キャンパスを原則月1回巡回します。 -
〔和歌山看護学部〕
学生相談室の開室時間 原則金曜日 12:00~16:00(祝日・行事等により、変更の可能性あり)別途インフォメーションでお知らせします。
学生相談室メールアドレス
t-momose@thcu.ac.jp
電話 073-435-5820(内線118)
9.ハラスメント
学生生活において、セクシュアル・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント、パワー・ハラスメントと思われる行為を受けた場合は、速やかに各キャンパス相談窓口に連絡してください。ハラスメントに関する取扱細則に従い、プライバシーを保護して問題解決にあたります。
相談窓口E-mail: harassment-sodan@thcu.ac.jp
10.アルバイト
本学は、基本的に学生のアルバイトは奨励しません。したがって大学としてアルバイトの紹介はしていません。経済上の理由等によりやむを得ずアルバイトをする場合は、健全なアルバイトを選定し、余暇時間、長期休暇時間を活用するなど学業および心身の健康に影響を及ぼさないように留意してください。
厚生労働省のサイトは、働き始める前やアルバイトをするときに、最低限知っておいてほしいルールがまとまっていますので、以下のサイトもご確認ください。
(参考)厚生労働省HP まんがで知って役立つ労働法
これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~|厚生労働省
労働法について、より詳細な資料はこちら
知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~ |厚生労働省
11.奨学金制度
-
(1)本学の奨学金(スカラシップ)
一般入学試験A日程・B日程受験生の成績優秀者および2年次以降は前年度学業優秀者を対象とした制度です。
前年度1年間(前・後期セメスター)の学業成績の総合評価により、各学科別に成績順位をつけ、原則として、上位1~2番を1年間の授業料全額免除対象者、上位3~5番を授業料の半額免除対象者とします。
なお、各学科の学年毎の在籍人数が学科定員に満たない場合は、対象人数に変更が生じる場合があります。
| 種 類 | 内 容 | 学 部 | 人 数(原則) | 選 考 方 法 | |
|---|---|---|---|---|---|
|
新 入 生 |
スカラシップ I |
入学金及び1年間の授業料全額免除 | 医療保健学部 東が丘看護学部 立川看護学部 千葉看護学部 |
各学科5名程度 | 一般入学試験B日程において入学試験成績最上位者 |
| 和歌山看護学部 | 3名程度 | ||||
| スカラシップ Ⅱ |
1年間の授業料半額免除 | 医療保健学部 東が丘看護学部 立川看護学部 千葉看護学部 |
各学科10名程度 | 一般入学試験A・B日程において入学試験成績最上位者に続く上位者 | |
| 和歌山看護学部 | A・B各数名程度 | ||||
|
2 年 次 以 降 |
スカラシップ I |
1年間の授業料全額免除 | 医療保健学部 千葉看護学部 東が丘看護学部 立川看護学部 |
各学科・各学年2名 | 学科別に、前年度1年間の学業成績の総合評価1~2位の者 |
| 和歌山看護学部 | 前年度1年間の必修科目の成績1~2位の者 | ||||
| スカラシップ Ⅱ |
1年間の授業料半額免除 | 医療保健学部 千葉看護学部 東が丘看護学部 立川看護学部 |
各学科・各学年3名 | 学科別に、前年度1年間の学業成績の総合評価3~5位の者 | |
| 和歌山看護学部 | 前年度1年間の必修科目の成績3~5位の者 | ||||
(注)「学業成績の総合評価」の決定方法は各学科ごとに定めています。
-
(2)日本学生支援機構の奨学金
<貸与型奨学金>
- 第一種奨学金(無利息)
特に優れた学生及び生徒で経済的理由により著しく修学困難な者に貸与します。
申込には高校全体の評定平均値3.5以上が必要です。 - 第二種奨学金(有利子)
年利3%を上限とする利息付(在学中は無利息)です。
貸与額は本人が11種類(以下表を参照)の貸与月額から自由に選択でき、さらに定期採用の場合は申込年度の4月まで遡って貸与を受けることができます。
- 第一種奨学金(無利息)
| 貸与奨学金 | ||
|---|---|---|
| 種 類 | 自宅通学(月額) | 自宅外通学(月額) |
| 第一種奨学金 | 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円から選択 | 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円から選択 |
| 第二種奨学金 | 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、60,000円、70,000円、80,000円、90,000円、100,000円、110,000円、120,000円から選択 | |
-
-
<給付型奨学金>(2020年4月~)
2020年4月から真に支援が必要な低所得者世帯の学生に対して授業料等減免制度の創設と併せて給付奨学金が拡充されます。
なお、この給付奨学金の認定要件は文部科学省の修学支援新制度による授業料等減免対象要件と一致している為、認定者は給付奨学金と併せて授業料・入学金減免が受けられます。
また、2024年4月から多子世帯の学生に対しての授業料等減免制度が始まりました。扶養されている子どもが3人以上いる世帯が対象となります。申請手続きを行わないと減免対象になりませんので、必ず申請をお願いします。
-
<給付型奨学金>(2020年4月~)
| 給付奨学金 | ||
|---|---|---|
| 区 分 | 自宅通学(月額) | 自宅外通学(月額) |
| 第Ⅰ区分 | 38,300円 | 75,800円 |
| 第Ⅱ区分 | 25,600円 | 50,600円 |
| 第Ⅲ区分 | 12,800円 | 25,300円 |
| 第Ⅳ区分 | 9,600円 | 19,000円 |
詳細は下記ホームぺージをご確認ください。
● 各種奨学金について<日本学生支援機構>
● 修学支援(入学金・授業料減免)について<文部科学省>
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(3)地方自治体および民間育英団体等の奨学金
詳細については直接自治体、団体等に問い合わせてください。大学に募集依頼があったものについては、その都度お知らせします。 -
(4)千葉看護学部生を対象とした奨学金制度
千葉看護学部生を対象とした奨学金制度等に関する詳細は事務部へ別途お問い合わせください。 -
(5)和歌山看護学部生を対象とした奨学金制度等
和歌山看護学部生を対象とした奨学金制度等に関する詳細は事務部へ別途お問い合わせください。 -
(6) 奨学金情報サイト
国内最大級の奨学金サイト「ガクシー」では、給付・貸与別や対象地域など、ご自身に合った奨学金を検索することが可能です。奨学金をお探しの方は、ぜひご活用ください。
なお、ガクシーに掲載されている奨学金についてのお問い合わせは、奨学金支援団体へ直接お願いします。
国内最大の奨学金サイト「ガクシー」
12.学生保険
医療保健学部看護学科、東が丘看護学部、立川看護学部、千葉看護学部、和歌山看護学部の学生
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(1)日本看護学校協議会共済会の会員対象保険(Will)
看護実習中の傷害、賠償責任、微生物による感染事故などに対する補償が必要なことから、この保険に全員加入しています。補償の概要は以下のとおりです。
さらにこの保険は、実習中の事故により学校が第三者に対して法律上の賠償責任を負う必要がある場合、外傷を伴う感染事故、外傷を伴わない感染事故も補償の対象となります。
| 担保範囲 | 死亡・後遺障害 保険金額 |
入院保険金日額 (1日目から補償) |
通院保険金日額 (1日目から補償) |
手術保険金 |
|---|---|---|---|---|
| ご自身のケガへの 補償 |
238万円 | 4,000円 | 3,000円 | 入院保険金日額の10倍(入院中の手術)または5倍(入院中以外の手術) |
| 第三者に対する 賠償責任への補償 |
国内外24時間 1事故1億円限度(免責金額なし) (情報機器内のデータ損壊は1事故500万円限度) |
|||
| 実習中の感染事故 予防の補償 |
臨地実習中(国内外可)感染予防・検査費用として50万円を 限度とする実費(医師等の指示または指導に基づくものに限る) |
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・【任意】東京医療保健大学学生総合補償制度
この補償制度は、前項Willの補償範囲を広げた任意加入の保険です。
※詳細は配布済みの下記パンフレットをご確認ください。
一般社団法人日本看護学校協議会共済会会員の皆さまへ「学生用」
東京医療保健大学 学生総合補償制度(こども総合保険)
医療保健学部医療栄養学科及び医療保健学部医療情報学科の学生
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(2)学生教育研究災害傷害保険(学研災)
医療保健学部医療栄養学科及び医療保健学部医療情報学科の学生は全員この保険に加入しています。
大学への登下校時、正課中、学校行事中、課外活動中などに発生した事故による災害や傷害に対し、次のような補償が得られます。
| 補償範囲 | 死亡保険金 | 後遺障害保険金 | 医療保険金 治療日数に応じ |
入院加算金 (180日限度) |
|---|---|---|---|---|
| 「正課中」「学校行事中」 | 1,200万円 | 程度に応じて 72万円~1,800万円 |
3,000円~30万円 | 日額 4,000円 |
| 「正課中・学校行事中以外で学校施設内にいる間」「学校施設外での課外活動(クラブ活動)中」「通学特約加入者の通学中・学校施設等相互間の移動中」 | 600万円 | 程度に応じて 36万円~900万円 |
-
・学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)
この補償制度は(2)学生教育研究災害傷害保険に付帯しており、正課、学校行事、課外活動及びその往復での対人賠償と対物賠償あわせて1事故につき1億円限度(免責金額:0円)を補償するものです。 -
・【海外留学渡航時】学研災付帯海外留学保険(付帯海学)
この補償制度は(2)学生教育研究災害傷害保険に付帯しており、大学が承認した海外留学(ボランティアを含む)に参加する学生が渡航時に加入する制度です。 -
・【任意】学研災付帯学生生活総合保険
この補償制度は、前項学生教育研究災害保険の付帯学生生活総合保険として学生生活全般に補償範囲を広げた任意加入の保険制度です。 -
※詳細は配布済みの下記パンフレットをご確認ください。
学生教育研究災害傷害保険のごあんない
学研災付帯賠償責任保険のごあんない
学研災付帯 海外留学保険(略称「付帯海学」)
公益財団法人 学研災付帯 学生生活総合保険
13.障がい学生の修学支援について
本学では、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に基づき、障がい学生が修学における不利益を受けないよう配慮するとともに、障がい学生に対して適切に修学支援を実施するよう、「障がい学生修学支援に関する基本方針」(添付)を定め、それぞれの学生に応じた修学支援を行います。
下記のとおり窓口を設けていますので、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害および発達障害等の障害があり、障害者手帳またはそれに準ずる障害があることを示す診断書等を有するとともに、本人が支援を受けることを希望する場合は、下記の窓口にお申し出ください。なお、お申し出に際し、個人情報は、本人の同意なく他の目的に利用することはありません。
《窓口》
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●五反田キャンパス 五反田事務部
TEL:03-5421-7655(代) -
●世田谷キャンパス 世田谷事務部
TEL:03-5799-3711(代) -
●国立病院機構キャンパス 東が丘事務部
TEL:03-5779-5031(代) -
●国立病院機構立川キャンパス 立川事務部
TEL:042-521-7201(代) -
●船橋キャンパス 千葉事務部
TEL:047-495-7751(代) -
●雄湊キャンパス 和歌山事務部
TEL:073-435-5819(代)
東京医療保健大学障がい学生修学支援に関する基本方針
趣旨
この基本方針は、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(以下「障害者差別解消法」という。)に基づく「文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」に沿って、本学の「障がい学生修学支援規程」に従い、障がい学生に対する修学支援において東京医療保健大学の全ての教職員が適切に行うために必要な項目を記載しています。
定義及び対象範囲
障がい学生とは、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、内部障害および発達障害等の障がいがあり、障害者手帳又はそれに準ずる障がいがあることを示す診断書を有するとともに、本人が支援を受けることを希望し、本学において、その必要性を認められた本学の学生とします。
支援体制
学部、研究科、専攻科においては障がい学生が修学における不利益を受けないよう、具体的な支援を実施します。教職員は、障がい学生が修学における不利益を受けないよう配慮し、積極的に支援致します。
支援の申し出
修学支援は、入学前、入学後のいずれの時期においても、障がいのある学生本人から申し出ることが可能です。
試験等に関する特別処置
本学では障がい学生に関する試験等に関し、他の学生と同じ基準で評価を受けることを保証するため、個別の案件ごとに合理的配慮を行います。
※この基本方針は東京医療保健大学「障がい学生修学支援規程」に基づいています。
以上
14.留意事項~安全と安心のために~
安全・安心な学生生活を送るために別冊「新入生へのメッセージ」を精読し、東京医療保健大学の学生として自覚を持ち、良識ある行動を心掛けてください。なお以下の項目については、別冊「新入生へのメッセージ」にも記載がありますが、特に留意してください。
- (1)刑罰と国家試験
保健師助産師看護師法、栄養士法では、罰金以上の刑(罰金、禁錮、懲役等)に処せられた者は、免許の交付を受けられません。道路交通法違反、人身事故等はこれに該当します。日頃から事故、違反には十分注意をしてください。交通事故等を起こした場合は、必ず、大学まで申し出てください。
罰金以上の刑を受けることになった者は、関連する起訴状、判決文、罰金領収書等の提出が必要となる場合がありますので、該当者は申請時まで書類を紛失しないように保管しておいてください。 -
(2)カルト
カルトとは、広く言えば、特定の宗教、思想等を熱烈に信奉する少数派集団のことです。そのうち特に個人の自由を破壊し、本人や他人を傷つけて害を与えるような、破壊的なカルトが最近問題になっています。
これには、宗教団体だけでなく、政治思想団体、悪徳商法に属するもの(勧誘して売る側に巻き込もうとする)、「自己開発(啓発)セミナー」などを名乗る教育的カルトなどがあります。宗教カルトが教育集団、環境保護団体、平和団体として活動するなど、いくつかの顔を持つ破壊的カルトもたくさんあります。
破壊的カルトは、次のような特徴のうちのいくつかを備えています。しかし、これらすべてが当てはまるとは限りません。
①組織構成員の思想、感情、行動、情報をコントロールする。
②組織外の人を敵視、蔑視、軽視する。
③組織に批判的な思想を否定する。
④組織の中心人物や組織自体への絶対的服従を求める。
⑤組織の目的のためにはあらゆる手段を正当化する。
⑥救い、心の平和、幸福などが、組織に従うことによってのみ得られると教える。
⑦組織のために際限ない献金(お布施)、奉仕活動などを求める。
⑧過去の人間関係や人生目標との断絶を求める。
⑨組織外の情報源との接触を制限、禁止する。
⑩脱退者には恐ろしい制裁を加える(罰を受けると脅かす)。
多くの破壊的カルトでは、学生はとても勧誘しやすい対象だと考えており、マインドコントロール、集団心理学の応用、崇高な活動目標など、巧妙な手段で巻き込もうとしてきます。軽率な人だけが破壊的カルトに巻き込まれるわけではなく、むしろまじめで人間や世界について一生懸命考えている若者の方が誘われやすいといわれています。いったん巻き込まれてしまうと、時間やお金を浪費するだけでなく、家族や友人との人間関係が壊れたり、脱退後も心に深い傷が残ったりします。そうならないためにも、次のようなことに気をつけましょう。
- *商品、アルバイト、セミナーなど各種の勧誘に対して軽々しく乗らない、特に名前、住所、電話番号、などを軽々しく教えない。
- *公共の広告を出していたり、公共の目的のためと称したり、有名人の推薦があるからといって、安心しない。
- *「この活動は怪しい」と思ったり、破壊的なカルトについて、もっと確認したいと思ったり、うっかり名前、住所、電話番号などを教えてしまったり、友人知人が「怪しい活動」にかかわっているようで、心配に思ったら、教職員に相談しましょう。
(本文は特定のカルトを指して批判するものではありません。)
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(3)悪徳商法の勧誘に注意
悪徳商法の手口:優しい口調で高度なテクニックを駆使し、人をだますような素振りを見せません。しかし、契約が成立すると解約に応じないばかりか、話すら聞いてくれません。このような業者はローン会社と提携している場合が多く、高額な商品に手を出してしまいがちで支払い不能に陥る場合も多い。
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(a)悪徳商法・詐欺の被害に遭わないために
①キャッチセールス- ・街角で声をかけ、エステ、化粧品、健康食品、絵画などの高額商品を売りつける。
- ・誘い文句:「無料体験」といって誘うことが多い。
- ・対処方法:はっきりと「いりません」と断る。曖昧な返事をしない。
- ・アクセサリー、英会話教材などの高額商品を訪問したり呼び出して売りつける。
- ・誘い文句:「当選しました」「以前の契約を解除します」
- ・対処方法:怪しい誘いの電話は、はっきり断ってすぐに切る。呼び出されても行かない。
- ・健康食品、化粧品、投資DVDなどを売りつけられ、さらに人に売りつけさせられる。
- ・誘い文句:「簡単に稼げる」「いい仕事がある」と知人やSNSで誘われる。
- ・対処方法:うまい話、甘い話は信じない。身近な人の勧誘でもはっきり断る。
- ・書面やメールにより、心当たりのない請求、支払いを求められる。
- ・誘い文句:「支払い期限が過ぎています」「連絡がなければ法的措置をとります」
- ・対処方法:請求元には絶対に連絡せず一切無視。ただし、裁判所から送られてきた文書には対応。
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(b)クーリング・オフ
- ・訪問販売等による契約などで、契約日を含め8日間(マルチ商法は20日間)以内であれば無条件で解約できる制度(キャッチセールスやアポイントメント商法なども適用)。
- ・クーリング・オフの期間が過ぎてしまった場合でも解約できる場合があるので、早めに消費生活センターに相談すること。
- ・東京都消費生活総合センター
▷消費生活相談:03-3235-1155
▷架空請求:03-3235-2400
▷受付時間:月曜~土曜:午前9時~午後5時
▷消費者ホットライン:局番なし 188(いやや)(最寄りの消費生活相談窓口につながる)
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(c)学生ローン・個人間融資など
- ①学生ローンは学生証だけで融資が受けられることから、安易な気持ちで利用し結果として金利が高いため元利返済に追われ、平穏な学生生活が送れなくなる恐れがある。どうしてもお金が必要な場合は、先ず保護者の方に相談すること。
また、クレジットカードの利用は、必ず後日支払いがある。無計画な利用はカード破産に追い込まれる可能性がある。クレジットカードのキャッシングは、その金利が大手サラ金なみに高いため、クレジットなどの返済ができなくなった場合、返済のためにキャッシングすることは絶対に避けること。クレジットを利用する際の注意点は以下のとおりです。 - ・本当に必要なものか、もう一度考える。
- ・ゆとりをもった利用返済額を決める。
- ・支払期日に支払額が銀行口座にあるか確認する。
- ・カードの保管は自分で行い、他人に貸さない、預けない。
- ②個人間融資
SNS を通じて「お金に困っている人を援助します」などのメッセージを掲示し、個人間融資の誘いをするケースがある。その後「まずは保証金を○○円、指定口座に振り込むこと」と指示されることが多いが、指定口座に入金後、相手方と連絡が取れなくなる場合や、「あなたの写真を送ってくれたらお金を貸してあげる」という場合もある。このようなケースで、その後、相手方がストーカー行為に発展したり、写真を大学や職場に送りつけたり、売春行為を持ちかけられるなどの犯罪に巻き込まれる事例が多発している。個人間融資は絶対利用しないこと。また、安易に住所や電話番号などの個人情報を相手に渡さないこと。
- ①学生ローンは学生証だけで融資が受けられることから、安易な気持ちで利用し結果として金利が高いため元利返済に追われ、平穏な学生生活が送れなくなる恐れがある。どうしてもお金が必要な場合は、先ず保護者の方に相談すること。
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(4)不審者対策
本学の周辺に限らず、不審者の出没や空き巣狙いの報告が過去に発生している。
一人暮らしをしている学生は戸締まりを十分注意するとともに、特に女子学生は、夜間の一人歩きや日中でも人通りの少ない道での一人歩きは避けるなど、各自が防犯意識を持つよう心がけること。
①登下校時の注意- ・危険な場所を避けて、人通りの多い道・人家のある道・街灯のある明るい道など安全な道を選ぶ。
- ・日頃から周囲を注視して、何か変わったことはないか「いつもと違う状態」を察知する。
- ・帰宅が遅くなった場合は、家族に迎えに来てもらうか、タクシーを利用する。
- ・どうしても危険な道を歩かなくてはならない場合は、隙を見せずいつもより周囲に気を配るなど注意力を高め、複数で歩いたり防犯ブザーを携帯したりするなどの対策をする。
- ・自宅に入るときは周囲を確認してから鍵を開け、家に入ったらすぐに鍵とチェーンロックをかける。
- ・ゴミ出しなどわずかな時間でも必ず鍵をかける。
- ・チャイムが鳴ってもすぐにドアを開けず、ドアスコープで相手を確認する。
- ・見知らぬ人に対応する場合は、チェーンをかけたままドア越しに行う。
- ・女性が一人暮らしをしていることを察知されないよう工夫する。
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(5)盗難防止について
学内でも盗難・置き引きの被害にあうことがあります。
所持品の盗難・置き引き等について大学は一切責任を負いません。
自分の所持品は自分で責任をもって管理し、十分注意してください。
盗難にあわないために以下の行動を心掛けましょう。- ・個人ロッカーには必ず鍵をかける。
- ・教室、図書館等で荷物を置いたまま席を立たない。
- ・現金・カード類の貴重品は必ず身につけておく。
- ・着替えをする場合は、必ず更衣室のロッカーに全ての荷物を入れて鍵をかける。
- ・自転車には必ず鍵をかけること。
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(6)SNSの使用
SNS(Social Networking Service) は、情報交換や関係づくりができるツールとして多くの人に利用されています。
しかし、SNSを使った詐欺行為や情報漏洩 、ストーカー行為や脅迫、性犯罪などの凶悪事件に巻き込まれることなどが 発生しています。
自分だけは大丈夫と思わず、SNSの利用にあたっては以下の5項目を十分に理解してください。
- 1.SNS上の情報は、正しいものばかりではない。
- 2.SNS上においても、社会的ルールを守らなければならない。
- 3.SNS上の情報は、すぐに世界中に広まるものである。
- 4.SNS上では、 匿名でも責任が伴う発言として取り扱われる 。
- 5.SNS上の不用意な発言は、家族や友人、所属する組織(大学など)にまで被害が及ぶことがある。
- ・SNS上の情報を鵜呑みにせず拡散しない。 怪しい情報は必ず確認 する。
- ・自分や友人、または第3者の写真や動画 、電話番号・メールアドレス・住所・氏名などの個人情報を掲載しない、拡散しない。
- ・出会いの目的で利用しない、SNSで知り合った人と気軽に会わない、金銭のやりとりをしない。
- ・不用意にSNSのIDを交換しない。
- ・実習や講義に関する情報(特に医療系)は、個人情報を含む場合が非常に多いため、実習や講義に関する情報をSNSに掲載しない、 拡散しない。
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(7)アルバイト
本学はアルバイトは推奨していません。学業を第一優先としてください。アルバイトをする場合は、学業に支障をきたさないよう注意してください。
また、求人条件と仕事の内容を理解し、自己の能力に応じたものを選ぶようにしてください。近年「ブラックバイト」が社会問題となっています。ブラックバイトの被害に遭い自分で解決できない場合は、先ず保護者の方に相談してください。
●典型的なブラックバイトの事例- ・長時間労働や深夜の勤務を強いられ、学業が疎かになる。
- ・学業を考慮してもらえず勝手にシフトを組まれる。
- ・厳しいノルマを課せられる、商品の自費買取りを強要される。
- ・時給や勤務条件が契約内容と違う。
- ・アルバイト先でパワハラ・セクハラが行われている。
- ・勉強や実習に集中したいのに辞めさせてくれない。
※別冊「新入生へのメッセージ」を精読のこと

